香りの分析 〜fragrance analysis 〜
デューク ド ヴェルヴァンは、1991年に伝統あるフレグランスハウス、ウビガンから発売されたフゼア・ウッディ調の香り。フゼア調はコケ類とラベンダー、クマリンを基調とし、男性用香水の香りのバリエーションを広げる要因となった古典的な香調である。
ウビガン社は1775年に設立され、多くの王族・貴族階級の人々から引き立てを受けた歴史あるフレグランスハウス。1882年、甘味のある青草の香りに少しのスパイスが加わったような香気を持つ合成香料クマリンが発見された直後、最初にこのクマリンを使用した香水「フジュール ロワイアル」を創作し、その後のフゼア調香水ブームの先駆けとなり、その名を残した。フジュールとはフランス語で“葉”を意味する
デューク ド ヴェルヴァンはアロマティックな森林様の香りに、ラベンダー、シトラス、スパイス類がブレンドされた瑞々しく爽やかな香り。ベースノートにアンバーやムスクを含み、少し甘みを持たせることで、洗練されたクラシカルな印象も残している。
フゼア調香水の生みの親、ウビガン社伝統のフゼア香調を受け継いだ、デューク ド ヴェルヴァンは、日本人が好む清潔感のある柔らかい香りでもあります。気温の高い日や毎日の身だしなみに、週末の外出にも幅広くご愛用いただけます。また、デューク ド ヴェルヴァンは現在日本未発売で海外においても稀少です。格式高いウビガンの香りをご堪能ください。
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