香りの分析 〜fragrance analysis 〜
香りを表現する際に使われる"クラシカル"という言葉。具体的にどんな香りを意味しているのかというと、それは17世紀に初めて作られたケルン水にまで遡る。後にフランスに渡りオーデコロン(ケルンの水が語源)と呼ばれ、香水の原型となるが、その香りはいわゆるシトラスを主体とした柑橘系果実の清清しい香り立ちである。
ディオールのオーソバージュをはじめ、名香と呼ばれる香水は、こういった柑橘系果実のフレッシュな香気が主体となっており、このカプチ プールオムも例外ではない。
トップノートにはベルガモット、レモン、ライムの柑橘系果実にバジルやアニスが融合することで、フレッシュでありながら落ち着いたクールな香り立ちに。ミドルノートにフラワーとスパイスが配置されることで、日本人に合ったセンシティブ印象に、そしてベースノートは定番の豊かな樹木とオークモスの深い香り立ちであるが、そこにお香の香りや皮革、タバコの香りがアクセントとしてブレンドされているため、古めかしくなく、洗練された印象に仕上がった。
古くて新しい香りカプチ プールオムは、まるで高級ブランドのヴィンテージアイテムのような存在感を放つ香水。ファッションに取り入れるだけで、貴方の新たな一面を引き立てます。
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