香りの分析 〜fragrance analysis 〜
できる男のイメージとはどういったものだろう・・・
もちろん、頭がよく、仕事ができるのは必須だ。でもそれだけでは不十分。 幸運にも天からニ物を与えられたかのように端正な顔立ち、洗練された振る舞い、ユーモアと知性に溢れた会話、相手を懐柔する懐の深さと勇気を兼ね備えた男性。 そういった男性が選ばれし者なのだろう。
QUORUM(クオラム)=エリート、えり抜きの選ばれし者。 その言葉が示すように、クォーラムはできる男性のエッセンスを表現した香りだ。 1981年に発売されたその香りは“自信に満ちた、エリートのために作られた香り”とメーカーであるアントニオ ピグが堂々と謳っているように、刺激的な香り立ちとナチュラルノートの対比が美しい非常に男性的な香りである。
香り全体の印象は、包容力のある男性を想起させる、温かく深いウッデイアロマティックノート。 ハーブを多く含んだフレッシュな柑橘系果実の香りで幕を開けるクォーラムは、シクラメン、カーネーション、ジャスミンなどのフラワーノートが優しさを、パインツリー、白檀、パチュリ、オークモスなどのグリーンウッディノートで精悍な印象を、そしてレザーとタバコの香りで遊び心を表現した、欠点のない、トータルパッケージ的な香調となっている。
深みのある温かいシプレ調の香りは持続性にも優れ、時間の経過とともに、豊かな香り立ちが現れます。レザーノートを含む香りでビジネスシーンにも対応できる数少ない香りであるとともに、オフの日の洗練された装いの仕上げに最適な香水です。 |