香りの分析 〜fragrance analysis 〜
“ジョリーマダム”とは1956年にパリのファッションデザイナー、ピエール・バルマンにより提唱された、カジュアルなクチュールスタイルの呼び名。ジョリーマダムの香りにも、その精神は受け継がれ、エレガントだけれどもカジュアルにも着こなせる仕上がりになっている。
大地にしっかりと根を張った木に、いくつもの花々が咲き誇っているイメージを想起させるジョリーマダムの調香は3つの大きな特徴を持っている。
一つ目はトップノートに含まれるガーデニア(くちなし)の香り。変化しながらも最後まで残るこの甘い香りはジョリーマダムのテーマでもある。
ふたつ目はミドルノートにフラワーの王道、ローズ、チューベローズ、ジャスミンを始めとする多種多様な花々がフラワー様の香りに幅を与えている。
最後に、これら豊かなフラワー香調をしっかりと支えるため、ラストノートは数種の動物性香料と土臭やバルサム(樹液)調の香気で構成され、香り全体に暖かさと持続性を加えている。
上品で優雅なジョリーマダムの香りは、淑女を髣髴させるしっとりとした香りです。女性力をUPさせたい時、しとやかな女性を表現したい時にお勧めの香水です。
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